●車いす以外の目的に使用しないでください。物品運搬・踏み台などに使用しないでください。車いすの上に立ち上がらないでください。
●車いすに乗り降りの際は、決してフットプレートの上に足を乗せないでください。
絶対にフットプレートの上に乗って車いすに乗り込んだり、降りるときに立ち上がらないでください。車いすごと転倒し危険です。
●押手に寄りかかったり、歩行補助として使用しないでください。
●ポケットには1kg 以上の重いものを入れないでください。
過度の荷物はバランスを崩し危険です。また、押手に荷物を吊り下げたり、勢いよく腰掛けますとバランスを崩し危険です。絶対に避けてください。
●複数の人数で乗らないでください。
この車いすは一人用です。二人以上で乗ると破損・事故の原因になります。
●座シート以外の部分に腰掛けないでください。
●介助者は、絶対に車いすに乗って介助しないでください。
●急な坂道(勾配4度以上)では使用しないでください。
●本説明書に記載されている調整箇所以外の調整を行わないでください。
事故の原因となります。調整が必要な場合はご購入の販売店にご相談ください。
●大きな段差を無理に乗り越えようとしないでください。
●段差の前では一旦停止してティッピングバーを利用して乗り越えてください。決して勢いをつけて乗り越えないでください。大変危険です。また、フレーム及びキャスター車輪等の損傷を受けます。
●発進するときや段差を乗り越えるときには、キャスターのタイヤが真っ直ぐになっていることを確認してから走行してください。斜めに進入したり、キャスタータイヤが斜めになった状態で発進すると段差を乗り越えられなくなったり、キャスターが破損して事故の原因となる
 恐れがあり大変危険です。
●車いすでの走行中は、身体を乗り出さないでください。車いすが不安定になり危険です。
●車いすに座ったまま強い前傾姿勢をとらないでください。車いすに座ったまま前方の地面に置いてある物を拾うと、車いすごと転倒し大変危険です。
●車いすを持ち上げる場合、駐車ブレーキをかけ固定されているパイプをしっかり支えてください。※背シートを持たないでください。この箇所を持ち上げると押手が車いすから外れるなど、大変危険です。※利用者が乗ったまま持ち上げる場合は、シートベルトをしっかりと締め、3人以上で持ってしっかりと支えてください。利用者の身体の一部を持たないでください。(シートベルト未装備車両もあります)
●道路通行の際は、必ず右側通行してください。また、歩道を通行してください。
●身体が前のめりにならないよう充分ご注意ください。
段差や凸凹などのある路面等を走行するときは、特にご注意ください。
●踏み切りの横断やエレベータの乗り降りの際は、車輪をレールに対して直角にして走行してください。斜めの角度で進入するとレールの溝にはまって危険です。必ず介助者と一緒にわたってください。●坂道の上り下りや段差のある場所では、必ず介助者に支えてもらって行ってください。坂道を上るときは前向きで、下るときは後ろ向きで走行してください。坂道を前向きで下ると乗っている人が前へずり落ちる、前へ倒れる、スピードが出やすいなど、非常に不安定になり危険です。また、介助者がバランスを失った時も危険です。
●傾斜地・坂道での走行は特にご注意ください。・傾斜地や坂道では、車いすが予想外の方向に進む、スピードが出やすいなど大変危険です。・車いすからずり落ちる、前へ倒れるなど、非常に不安定になり危険です。
●車いすに乗り降りする際、一時停止する際は、必ず駐車ブレーキをかけて車いすが固定されていることを確認してください。
●勝手に改造・分解しないでください。強度や耐久性が低下して危険です。また、事故になる恐れがありますので絶対に改造・分解しないでください。故意にシートを切断する等の加工を絶対にしないでください。シートを破断したり、加工した状態で使用されますとフレームが歪んだり、破断する原因となります。また、シート取付ネジが歪んだり、欠落すると事故の原因になります。
●車いすを火気に近付けないでください。シート部が燃えたり、熱くなりプラスチック等が変形したり、熱くなった金属部分でやけどするなど危険です。
●耐荷重は測定値であり、保証値ではございません。詳細はメーカーHP http://www.kadokura.org をご覧ください。
●次のような場所では厳重な注意が必要です。介助者が付き添い、利用者の身体を支えるなど注意しながらご使用ください。・狭い道 ・踏み切り ・横断歩道 ・駅のホーム ・エレベーター・車いす対応の動く歩道 ・車いす対応の福祉車両・その他危険が予想される場所
●シートベルトを必ず装着してください。(シートベルト未装備車両もあります)
段差などで不意に衝撃などを受けると身体が投げ出されることがあり危険です。また、シートベルトを外したまま移動するとベルトが車輪にからまるなど危険です。取扱いを誤った場合、傷害にいたる可能性または、物的損害の発生が想定される場合を示しています。 シートベルトは医師の指示に従ってご使用ください。
●走行中は、足を必ずフットプレートの上に乗せてください。足を地面に付けたままで走行したり、フットプレートから外して走行すると、フットプレートと地面の間に足が巻き込まれてケガをする恐れが あり、危険です。(足で漕ぐ車いすは例外です)
●次のような場所では走行を避けてください。 ・交通量の多い道路 ・砂利道 ・凹凸のある道 ・ぬかるみ ・雪道 ・凍結路 ・防止柵のない側溝や路肩付近など ・崖 ・川土手 ・海岸防波堤上 ・その他危険な場所
●次のような場合は走行を避けてください。 ・夜間 ・雨天 ・濃霧 ・強風 ・その他危険が予想される場合夜間は側溝や障害物などが発見しにくくなり危険です。雨天は路面が滑りやすくなり危険です。
●車いすの機能と操作をよく理解し、慣れた状態でご利用ください。
●部品等が破損したり損傷がある場合は、すぐに部品を交換してください。
    ●安定した姿勢で座ってください。座面深くに座ってください。 左右にかたよらずに座ってください。また介助者はご利用者が安定した姿勢で座っていることを確認してください。
●回転している車輪に指を挟み込まないように注意してください。
●車いすの乗り降りや移乗など車いすが不安定になりやすいときには、必ず2名以上の介助者が付き添ってください。
●介助者は、利用者が車いすに安全に座れていることを確認してから操作してください。利用者の身体の一部または衣服がタイヤ、スポーク、キャスター及び地面、建物、通行者に触れたりはさまったりしないようご注意ください。
●最大体重を守ってご使用ください。車いすに表示されている「使用者最大体重」は、積載物も含んだ重さです。
●皮膚の弱い方のご利用の際には、充分ご注意ください。
●シートパイプがシート受けに収まっている事を確認してご使用ください。万が一、シート受けから浮いた状態でご使用されますと、フレームが歪んだり、故障の原因となり事故につながる恐れがあります。
●車いすを投げたり落としたり、衝撃を加えないでください。
●背折れ部、ブレーキなどの操作レバーに荷物などを掛けないでください。
●背もたれを背折れしたまま使用しないでください。
後方へ転倒したり、背折れ金具で怪我をするなど大変危険です。
●タイヤをもって車輪を操作しないでください。駐車ブレーキで指をはさむなど、大変危険です。
●走行する際には片手で操作しないでください。傘をさしながら、また片手に荷物を持ちながらの片手操作ではバランスを崩す原因にもなります。両手で操作し、バランスを保ちながらゆっくりと走行してください。
●駐車ブレーキのレバーは作動方向以外に力を加えないでください。
また、必要以上に力を加えないでください。ブレーキが変形・破損する恐れがあります。
●下記のようなところに車いすや部品を放置しないでください。事故やサビ・破損の原因になります。・車道に近いところ ・人通りのあるところ ・路面に段差や凸凹のあるところ ・湿気の多いところ・海沿いの屋外(潮風の当たるところ) ・雨、風のあたる場所 ・ほこりの多い場所 ・坂道・非常口、消火器、消火栓の前 ・暑い日や寒い日の戸外 ・直射日光の当たる場所(車内も含む)・ストーブなど火気を使用し高温になる場所 ・子供がいたずらをする恐れのある場所
●後輪の空気圧が少なかったり故障した状態で使用しないでください。ブレーキの効きが悪くなったり、思わぬ事故につながるなど危険です。
●後輪の空気圧を適正に保ってください。適正空気圧は、タイヤの側面に記載されています。(目安として、タイヤを手で押してやや硬い程度(軟式野球ボール程度の硬さ)に空気を入れてください)空気圧が高すぎるとチューブが破裂する危険があります。
●ご使用前には各部を点検してください。
車いすは“動くもの”ですから、長時間のご使用等により劣化が生じます。
ご使用前の点検を励行し、異常が見つかったら直ちにご使用を中止してください。
●車いすにバリなどがないかを確認してください。衝突等により金属・樹脂部にバリなどが発生することがあります。ケガの原因となりますので、充分ご注意ください。
●認知症の方がご使用される場合は、必ず介助者が付き添ってください。車いすのシート、部品等を飲み込むことや一度かけた駐車ブレーキを不意に解除されることがありますので、充分ご注意ください。
●駐車ブレーキは必ず手で操作してください。足などで操作するとブレーキが破損する恐れがあります。